みなさんこんにちは、masacazuです。
普段はスマホから打っているのですが今回はパソコンからの投稿です。
さて、今回は「呪われた映画」との呼び声も高い、『ひき逃げDJキメ太郎』もとい、『とんかつDJアゲ太郎』の実写映画を観に行ったので、感想を書いていきたいと思います。
12/3に観に行ったのですが、おそらく公開最終日だったので、これを読んでくださっているみなさんが劇場で見ることはできないかな?と思いますので割とネタバレ多めでいきたいと思います。
まずは全体的な感想ですが、今回の実写アゲ太郎、めちゃくちゃ面白かったです。
実写映画は当たり外れが大きいと言われがちですが、今回はばっちり当たりだったなあと思います。
ちなみに原作はあまり読まず(ジャンプ+で時々読む程度)に観たのですが、全く問題はありませんでした。
ボヘミアンラプソディは映画館をライブ会場に変えましたが、この映画は映画館をクラブハウス、はたまたとんかつ屋に変えました。
それぐらい音にはしっかりこだわっているのを感じました。
ぜひ映画館やそれに準じた音響設備で観ていただきたいです。
さて、シナリオに関しては、とんかつ屋の息子がひょんなことからDJ・クラブという者に出会い、DJを目指して努力する、といったタイトルからはあまり想像もつかない超王道展開のシナリオになっています。
DJを目指している最中、一度挫折を味わい、師匠にも大恥をかかせてしまうが、DJととんかつは同じであることを悟り、とんかつDJとしてのスタイルを確立し、憧れの女の子や仲間とともに仲間たちとフロアを最高にアゲる!
という青春要素もふんだんに含まれています。
これぐらいシンプルな展開ですが、テンポもよく、DJを題材にしていることもあるので音楽がたくさん使われていて飽きないようにする工夫が散りばめられていました。
と、ストーリーは原作そのままというよりもオリジナルに近い展開でしたが、原作が1話完結で映画向けではないので、このようなオリジナルのストーリーにしたのは正解だったと思います。
続いてキャストについてです。
主人公の北村さんは本当に漫画から出てきたかのようなマッチ具合でしたし、本人もDJ経験があるようで、完璧だったと思います。
他のキャストに関しても、誰も浮いてない最高のメンバーだったと思います。
話題の伊藤健太郎氏や伊勢谷友介氏も、それぞれいい演技でしたので、いつの日か復帰できることを期待しています。
あと妹ちゃんが可愛かったです。
次は好きなシーンをいくつかアゲます。
お父さんと丸山旅館のお父さんが一緒に飲むシーンはなぜかグッときましたね。
ぶっちゃけあのシーンってなくても成立するとは思うんですけど、あのシーンはこの映画の裏テーマ?である家族の絆を感じさせるシーンでとても好きです。
家族の絆で言えば、アゲ太郎の最初のステージをこっそり観にくるお父さんや、うっかり息子との会話で観に行っていたことを言ってしまうお父さんもめちゃくちゃ好きです。
あと大会の日に店を閉めて家族総出で観にいく一家や、乗り方がいまいちわかってなさそうなお母さんとか、すっごい好きです。
この映画は、3代目の仲間達との仲や、苑子ちゃんとの恋愛、オイリーとの師弟愛などもよかったのですが、今回は家族愛がすごく身に染みました。
あと妹ちゃんが可愛かったです。
正直前半の手探りでDJをしていくシーンは、あまり面白くなかった(個人的なフワちゃんの評価もありますが)んですけど、それもメリハリになってよかったのかなあとも思います。DJ KOOも個人的には好きなのですが、苦手な人にとっては少し観づらいのかな、とも思います。
あとは最後の圧巻のDJシーンですね。
最後に限らず、DJシーンはずっとクラブにいるかのように僕もこっそりノっていました。もしかしたら後ろの方から見るとバレているのかもしれないですね。
とんかつアンセムをはじめ、サントラがめちゃくちゃいいのでぜひ聴いて欲しいですね。AppleMusicに入っていれば無料で聞くことができます。
以上、とんかつDJアゲ太郎の感想でした。
非常にいい映画だったと思います。
この大逆風の中、上映に踏み切った制作の方々には感謝してもしきれません。
余談ですが、この映画を観に行った直後、とんかつ定食を食べにいきました。
新宿の豚珍館というお店です。新宿で一番美味しいとんかつ屋だと思うのでぜひ行ってみて下さい。
しぶかつのモデルもあるのであれば行きたいですね。
今年はぐらんぶるといい好みの実写映画に出会えてよかったです。
今年のラスボスとして約束のネバーランドが待ち構えていますが、もしかしたらもしかするので観にいこうかなと思っています・・・。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
ヴァイオレットエヴァーガーデンの感想ももうすぐアゲれるかなあと思っています。
その他の記事も読んでいただけると幸いです。
それではまた。
masacazu